魔法使いに大切なこと
我輩は童貞である。経験はまだない
この書き出しを使ってみたら『童貞』という単語も高尚なものになる。
・・・わけないね。知ってたけど。
そもそも「どうてい」って言葉、口に出しても語気が強いよね。
「ど」の音が濁点だからよけいに感じるのかも。
かといって「チェリー」は馬鹿にされているような感じがして嫌だ。
顔は中の下ぐらい。お洒落だってそれなりに気を使っているし、性格も明るくは無いけど暗くも無い。他人を思いやることだってそれなりにできる。
「きっと24歳ぐらいには卒業できるでしょ!」
特に根拠も無かったけど、何となくそう思ってました。
でも、ようやく最近気づいたんだ。
自分はモテないし、そもそも自分に自信が無いってことに。
20代前半の頃、クリスマスが近づくたび、街に溢れるカップルを見ては「リア充爆発しろ」なんて思ったけど。今はもう何も感じなくなってしまった。その感情を通り越して達観してしまったんだね。
「あの銀杏BOYZの峯田ですら22歳で童貞卒業したんだから、俺もまだ大丈夫!」
そんな考えで自分を励ましながら何年たったんだろ。
よく、みうらじゅんや伊集院光が「童貞時代にしか作れないものがある」という感じの発言をするんだけど、何度この言葉に励まされたことか。
そうやって、自分を慰めながら何とか精神バランスを保っています。
いつか卒業できるであろう未来があると信じて、童貞時代に考えていた事を書き溜めておくためにブログを書くよ。
28歳、童貞やっています。
さて、シコって寝るかな。